4: 脳磁図による計測と解析

4: 脳磁図による計測と解析

脳磁図の計測

SQUIDセンサーが頭全体を覆うように配置され、液体ヘリウムで冷却された特別な容器の中に納められています。このSQUIDセンサーで検出した磁場を電気信号に変換し、生体信号として記録します。計測は磁気シールドルーム(環境磁場雑音を防ぐ部屋)の中で仰臥位もしくは座位で行われます。計測時は写真のように被験者は頭をセンサーユニットのセンサー部に入れ行います。

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脳磁図の解析

記録されたデータがてんかんの発作源同定を行う場合には、波形データから発作波の部分を切り出して、信号源推定を行います。誘発磁場の場合には、誘発された脳磁場波形から信号源推定をおこないます。

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